朝セットしたのに湿気ですべて台無しになる悩み
「朝、しっかりブローしたのに駅に着く頃には髪がボサボサ」
「湿気でうねる、広がる、まとまらない…」
そんな日が続くと、外に出るのがイヤになりますよね。私もずっとそうでした。特に梅雨や夏場は最悪で、朝の努力が一瞬でムダになるような感覚。
でも、この“湿気×くせ毛地獄”にも、きちんと対策すれば変われます。今回は私が実際に試して「本当に変わった」と感じた湿気対策を、原因からケア方法、アイテム選びまでまとめます。
湿気で髪が広がる・ボサボサになる原因とは?
髪が湿気に弱いのは、髪の内部構造とダメージ具合が大きく関係しています。
● ダメージでキューティクルが剥がれている
傷んだ髪は、表面のキューティクルが乱れて水分を抱え込みやすくなっています。そのため、空気中の水分を吸収しやすく、うねりや広がりが起きやすい。
● もともとのくせ毛・うねり毛
くせ毛はもともと髪の内部構造が不均一なので、湿気を含むと水分バランスが崩れてうねりや広がりが出やすくなります。
● スタイリング前のベースが整っていない
実は、ドライヤー前や朝のケアで“ベース作り”ができていないと、どんなスタイリング剤を使っても崩れやすくなります。
湿気に負けないための具体的な対策
1. アミノ酸系シャンプーでベースの水分バランスを整える
洗浄力が強すぎるシャンプーは頭皮も髪も乾燥させてしまい、結果的に髪が水分を求めて広がる原因になります。
アミノ酸系などのマイルドな洗浄成分で、頭皮と髪の水分バランスを整えることがポイントです。
2. 高浸透型のトリートメントで髪内部を補修する
髪の中にしっかりと水分と栄養を届けることで、湿気に左右されない「重さ」と「まとまり」が生まれます。
週2〜3回は、放置時間をしっかりとった濃厚なトリートメントで集中ケアを。
私は業務用タイプの髪質改善トリートメントを使い始めてから、朝の広がり方がかなり変わりました。
サロンでしかできないと思われがちな髪質改善トリートメントですが、実際の効果や続けるべきかどうかについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
3. ドライヤー前にミストやクリームタイプのアウトバストリートメント
湿気対策には、ミストやクリームタイプの軽めのアウトバストリートメントが◎。
しっかり熱から守りながら、保湿・まとまりを保ってくれます。重たいオイルは逆効果になることもあるので注意。
4. アイロン前の熱保護スタイリング剤を必ず使う
アイロンやコテを使う場合は、必ず熱保護成分入りのスタイリング剤を使用。
仕上げスプレーだけでなく、“ベースで崩れにくい髪を作る”のが湿気対策のカギです。
実際に私が使ってよかった対策アイテム
私が湿気対策として使っているアイテムは、美容院専売の髪質改善系シャンプー&トリートメント。
市販品より高いけれど、1回の美容院トリートメントよりコスパがよく、効果も自分でコントロールできるのが魅力です。
- シャンプー:マイルド洗浄+保湿重視(アミノ酸系)
- トリートメント:髪内部まで補修+しっとりまとまる
- ミスト:ドライヤー前のベース作り用
この3ステップで、梅雨時期でも髪が爆発しにくくなりました。
私が実際に使っている髪質改善アイテムはこちらで紹介しています
まとめ|湿気でボサボサになる髪は変えられる
結論:湿気に負けない髪は、朝の“準備”で決まる。
今まで私は、湿気で髪が爆発するのは「仕方ない」と思っていました。
でも、原因を知ってベースケアを整えたことで、明らかに髪が変わってきたと実感しています。
朝のブローやアイロンが長持ちしない、セットがすぐ崩れる、そんな人こそ、まずはシャンプーやトリートメントを見直してみてください。
「湿気で広がる髪は仕方ない」ではなく、「準備すれば崩れない髪をつくれる」。
日々のケア次第で、ストレスは確実に減らせます。
年齢とともに髪のまとまりやツヤが落ちてきたと感じているなら、エイジングケアの見直しもおすすめです。