中学生になると、急に目立ち始めるおでこや鼻のテカリ、白ニキビ。
「ちゃんと洗顔しているのに治らない」「逆にひどくなってきた気がする…」と不安になる親御さんも多いのではないでしょうか。
実はその悩み、スキンケアのやり方や洗顔料の選び方で大きく変わるかもしれません。
思春期の肌には「やさしい洗顔」が必要です
中学生の肌はとてもデリケート。
皮脂の分泌は一気に増える一方で、まだバリア機能が整っておらず、刺激に弱い状態です。
そんな肌に対して、自己流のケアや市販の刺激が強い洗顔料を使ってしまうと、ニキビが悪化したり、赤みが出たりしてしまうこともあります。
たとえばこんな習慣、心当たりはありませんか?
- ゴシゴシとこするように洗っている
- メントールやスクラブ入りなど、スーッとする洗顔料を使っている
- 洗顔後に保湿をしていない
- 朝・帰宅後・夜と1日に何度も洗顔している
これらはすべて、肌のバリア機能を壊してしまう要因になります。
「洗顔ってまだ早い?」親がよく感じる疑問にお答えします
ニキビが気になってきたとき、「洗顔っていつから始めればいいの?」「まだ子どもなのに、スキンケアって必要?」と迷う親御さんも多いですよね。
でも実は、洗顔のスタート時期に「早すぎる」はありません。
✔ 汗や皮脂でテカリが気になる
✔ 白ニキビがポツポツ出てきた
✔ 鼻のまわりやおでこがベタついている
このような状態が見られたら、毎日水だけで流すより、やさしい洗顔を始めるサインです。
もちろん大人用の洗顔料では刺激が強すぎることもあるので、
最初は泡立ちのいい低刺激タイプの「ニキビ予防向け洗顔」がおすすめです。
我が家で効果があったのは、泡でやさしく洗うシンプルな方法
うちの中学生の娘も、Tゾーンを中心にニキビが出始めたころ、
「そろそろちゃんと洗顔したほうがいいかな」と思って市販のものを使わせてみたのですが…
ピリピリしたり、乾燥して赤くなってしまったりと、肌に合わないことが続きました。
そこで試してみたのが、皮膚科でも紹介されているNOV(ノブ)のAアクネフォーム。
これが、親子ともに「これなら安心して使えるかも」と感じた商品でした。
- ふわっとした泡が気持ちよく、こすらなくても汚れが落ちる
- 医薬部外品で、敏感肌にも使える低刺激処方
- 抗炎症成分入りで、洗ったあとの赤みが出にくい
何より、娘自身が「これ気持ちいい、痛くない」と言って、自分から続けるようになったのが大きな変化でした。
📌 実際のレビューはこちらにまとめています
正しい洗顔のポイントをおさらい
思春期ニキビを悪化させない洗顔の基本は、とにかく“やさしく”です。
- 洗顔前に手を洗って清潔にする
- 洗顔料は泡立てネットでしっかり泡立てる
- 指でこすらず、泡を転がすように洗う
- ぬるま湯でしっかりすすぎ、タオルでやさしく押さえる
- 洗顔後は必ず保湿をする(化粧水+ジェルなど)
難しいことはありませんが、この“ちょっとした気配り”が肌トラブルを防ぐカギになります。
洗顔だけじゃない!ニキビを防ぐための生活習慣チェック
実は、ニキビケアはスキンケアだけでは不十分。
毎日の生活習慣も、肌に大きく影響します。
以下のようなことも見直してみましょう:
- 枕カバーやフェイスタオルは毎日交換する(雑菌を避ける)
- 前髪が額に触れないようにピンで留める
- 脂っこい食事や甘いお菓子を控える(皮脂分泌を助長)
- 十分な睡眠を取る(成長ホルモンが肌の修復を促す)
これらを意識するだけでも、ニキビの予防効果は大きく違ってきます。
よくある質問:中学生の洗顔・スキンケアに関するQ&A
Q. 洗顔は朝と夜どちらが大事ですか?
夜の洗顔は特に大切です。日中の皮脂や汚れを落とすことが、毛穴詰まりやニキビ予防につながります。朝はぬるま湯洗顔でもOK。
Q. 保湿って中学生にも必要ですか?
必要です。乾燥を放っておくと、逆に皮脂が増えてニキビが悪化することも。低刺激の保湿アイテムを軽く使うだけでOKです。ニキビと保湿のケアの関係についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
「ニキビに保湿って逆効果?」実はやらないと悪化する理由とおすすめの保湿ケアとは
Q. ニキビの部分を洗うと悪化しますか?
いいえ。やさしく泡で洗うことで汚れが落ち、炎症の予防にもなります。こすらず、やさしくが鉄則。
Q. 男の子でもスキンケアは必要?
もちろん。特に皮脂の多い男の子ほど、洗顔と保湿の習慣が将来の肌トラブル予防に。
Q. 洗顔料はどれくらいで見直すべき?
肌に合っていれば無理に変える必要はありませんが、季節や肌状態によって見直してみるのもおすすめです。
おわりに
「まだ子どもだから」と思わず、今こそ正しいケアを始めるチャンスです。
高価な商品である必要はなく、やさしい洗顔を“正しく続ける”ことこそがニキビ予防の基本。
ぜひ、今日からできるケアを親子で一緒に始めてみてくださいね。