「あれ、昔はもっと髪にツヤがあったのに…」
30代後半を過ぎたあたりから、ふと気になりはじめた「髪のツヤ」。
ブローしてもパサついて見えるし、トリートメントをしても潤った感じがしない。鏡に映る自分の髪が、なんとなく疲れて見える。そんな悩みを持ち始めたのが、まさに“エイジング毛”の始まりでした。
「髪のツヤが出ないのは、年齢のせい?」そんな疑問から、私の髪質改善チャレンジが始まりました。
髪にツヤがなくなるのは加齢のせい?
実は年齢とともに髪質は確実に変化します。
- 頭皮の皮脂分泌が減少し、潤いが行き渡らない
- ホルモンバランスの変化で髪が細くなり、ハリ・コシがなくなる
- 髪のキューティクルがはがれやすくなり、光を反射しづらくなる
「昔は何もしなくてもツヤツヤだった」髪が、年齢とともにツヤを失っていくのは自然なこと。でも、それを「年のせい」で終わらせず、ちゃんとケアを見直せば、ツヤを取り戻すことは可能です。
実は間違っていた?ツヤを奪うNG習慣
私が振り返って気づいた、“逆に髪を傷めていた”習慣がいくつかあります。
1. ヘアアイロンを毎朝使う
毎日アイロンを当て続けると、表面のキューティクルが剥がれてツヤがなくなり、髪がパサつきやすくなります。
2. 洗浄力が強すぎるシャンプーを使う
頭皮の皮脂が減っているエイジング世代には、マイルドなアミノ酸系洗浄成分の方が合っています。
3. ヘアオイルの“つけすぎ”
一見ツヤが出ているように見えても、オイルでベタついているだけ。重ねすぎると逆に酸化してダメージの原因に。
エイジング毛に必要なのは“内側から補修するケア”
ツヤを出すには、「表面をコーティングする」のではなく、「内側から整える」ことが大切だと気づきました。
私が取り入れたのは、次の3つのステップです:
1. アミノ酸系のマイルドなシャンプーに切り替え
皮脂を落としすぎず、頭皮環境を整える。洗い上がりがつっぱらないことが大事。
2. 高濃度補修型のトリートメントで内部を補修
業務用で使われるようなトリートメントは、髪の内部に浸透する成分が多く含まれています。週2回の集中ケアでツヤの出方が変わりました。
美容院での髪質改善トリートメントって実際どうなの?と気になる方は、こちらの記事で効果やメリットについて詳しくまとめています。
→ 美容院の髪質改善トリートメントって本当に効果ある?理想の美髪を手に入れる方法
3. ドライヤーの前にミスト or クリームタイプのアウトバストリートメント
オイルではなく、保湿と補修を重視したものを使うことで、ツヤ感に差が出ます。
実際に使って変わったケアアイテム
今までは「市販で人気=良いモノ」と思っていましたが、年齢による髪質変化には成分重視で選ぶことが重要だと実感。
私が実際に使って「これは違う」と思えたのが、サロンでも使われているプロ向けブランドの髪質改善ケアアイテムでした。
- 洗った瞬間から手触りが違う
- 乾かしたあとのまとまりが段違い
- 自然なツヤが1日中持続
「美容院の仕上がりってこういうことか」と初めて自宅で実感できた瞬間でした。
実際に私が「これは本当に違った」と感じたシャンプーの使用感や変化については、こちらの記事でリアルにレビューしています。
→ 傷んだ髪に本当に効く?ミルボンのシャンプーを試して感じたリアルな効果とおすすめ理由
髪のツヤは取り戻せる
結論:髪のツヤは“年齢のせい”で諦めなくていい。
今の髪に合ったケアを選んであげるだけで、見違えるほどの変化が起きる。私自身が「もう歳だから仕方ない」と思いかけていたけど、正しいシャンプーとトリートメント、そして日々の習慣を見直しただけで、ツヤと手触りが明らかに変わりました。
私が実際に使っている髪質改善用のシャンプー&トリートメントはこちらで紹介しています。
「前はもっときれいだった髪」を取り戻したいなら、まずはいつものケアを見直してみるところから。
エイジング毛には、エイジング毛の戦い方があります。